家計簿-エクセルテンプレート_ネットバンク収支表の具体的な使い方
まだこのエクセルテンプレート「ネットバンク収支表」を
ダウンロードしていない方は、
どうぞ下記からダウンロードして下さい。
同じ内容ですが、新旧エクセルに合わせて
2種類用意しております。
あなたのパソコンで使用できる方を選んで下さい。
「ネットバンク収支表」に記載されている
2021年02月分をご覧下さい。
このサンプル表のトップに記載されている、
MB銀行をとりあげて、
具体的な使い方を説明させて頂きます。
ネットバンクのデータを確認
まずは、このMB銀行にログインします。
この契約者IDやログインパスワードを
忘れないようにするには、
を参考にして下さい。
この種のデータは充分な注意のもと、
取り扱って下さい。
MB銀行にアクセスし、
現時点での実際に生きている数字を確認します。
出金データの確認
MB銀行の入出金明細照会と
「ネットバンク収支表2021年02月分」とを
照らし合わせてみます。
まずは出金から行きます。
左側に記されている、毎月引落が決まっている
「家のローン」2月10日は、引落日付と取引内容、
そして引出し金額が一致していますので、
これに該当します。
入出金明細照会の一番上にあります。
次に「通販購入代金」は、
一番下の〇〇カードサービス(通販購入時使用したカード)と一致し、
使用金額と引落日付も一致します。
出金に関したデータは、右側にもあります。
ネットスーパー購入代金、
YC銀行へ移動(銀行の照会では「お預入れ」のフリコミに該当します)、
上記振込手数料、
現金化(これはATM等から現金を引出したもので、
ATM-123456-789123は
MB銀行で管理しているATMの機器番号)
この4つの項目は、銀行の明細照会と一致しています。
入金データの確認
次に2月予定されている入金を見てみましょう。
2月の給与収入です。
銀行の明細照会でも
キュウヨフリコミとして確認できますし、
金額も一致します。
2月の入金はこれだけです。
この照合確認は、毎日した方が良いと思います。
日々確認の仕方
日々確認しろと言ったって、
例えば2月10日に確認した場合、
作成した「ネットバンク収支表」と
「MB銀行の入出金明細照会」との数字は
合わないじゃあないか、
と思いますよね。
その通りなんです。
2月10日現在の
「MB銀行の入出金明細照会」を見てみましょう。
これに作成した
「ネットバンク収支表」を照らし合わせてみます。
作成した「ネットバンク収支表」には、
2月中に予定される入出金データを
すべて入力していますので、
2月10日現在の残高が合いません。
そこで、
2月10日時点での「MB銀行の入出金明細照会」と
「ネットバンク収支表」を
ワンタッチで照合させる方法があります。
赤い枠線で囲んだ2月10日以外の入出金データを
ワンタッチで一旦削除するのです。
Ctrlキーを押しながら、
赤枠で囲んだセルをひとつひとつ左クリックして選択します。
必要なセルをすべて選択したら、
クリックを止めて、Ctrl キーからも指を離して下さい。
その後にDeleteキーを押して下さい。
そうすると
上記のように選んだセルに入っていた数字が
すべて削除されます。
つまり、残った数字は2月10日分の数字だけになります。
従って差引月末残高は\140,000となり、
「MB銀行の入出金明細照会」で記されている残高\140,000と合致します。
照合確認が済んだら、
次の行為に移る前にCtrlキーを押して、
そのすぐ右上にあるアルファベットの
Zキーを押してください。
そうすると、
削除したすべての数字が元に戻ります。
同様にして、他のネットバンクの照合も行って下さい。
ネットバンクが複数になったらブックマークしておく
使用するネットバンクが複数になったら、
素早く照合できるように、
ネットバンクのログイン画面を
ブックマークしておくと便利です。
ここにまとめておくと、
連続して各ネットバンクとの照合が可能になります。
ブックマークが良く分からない方は、
グーグルクロームの
ブックマークを作成、表示、編集する
をご覧になって参考にして頂ければと思います。
ま と め
ネットバンクの数が増えてくると、
どれがどうなっているのか混乱してしまい、
収拾がつかなくなってしまう事があります。
しかし現金の流れは待っていてはくれません。
出来る限り毎日「銀行の入出金明細照会」と
「ネットバンク収支表」の照合をお勧めします。
何事も溜まってからまとめて処理しようとすると、
大変な作業になります。
日々のルーチン・ワークとして習慣化してしまえば、
10行前後あってもそれほど苦にはなりません。
複数のネットバンクを使用する大きな利点は、
預金されているお金のリスクを分散させる
ことができる点です。
ひとつの銀行でトラブルが発生しても
預金を分散していれば、
他の銀行から瞬時に動かして対応できます。
今日夜7時のニュースでも報道されていましたが、
M銀行のATMが不具合を起こしたそうです。
インタビューに答えていた人は、
「お取り扱いできません」と明示されたが、
入れた通帳が出てこなくなってしまったそうです。
通帳を返して欲しいので2時間以上待っています、
と言っていました。
このような現象は、これから先も起こり得ます。
ATMだけに頼るのは、
手間がかかるのと、
機器の不具合が出たら対処のしようがないという事です。
ネットバンクは100%安全という事はないですが、
カードや通帳と併用して
利用頻度を増やしておいたほうが良い、
のは確かな事です。
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