家計簿-エクセルテンプレート_統合家計簿案内3_「銀行口座入出金表」
「エクセルテンプレート_統合家計簿案内」
の第3回目となります。
本日はキャッシュフローの基盤とも言うべき、
銀行口座の各種数字が統合されたワークシートとなります。
未だ「統合家計簿」の概要や、
トップページとなるワークシート「統合家計簿」
について確認されておられない方は、
エクセルテンプレート「統合家計簿」の概要については、
「家計簿-エクセルテンプレート_統合家計簿案内1」
をご覧になってください。
トップページとなるワークシート「統合家計簿」については、
「家計簿-エクセルテンプレート_統合家計簿案内2_「統合家計簿」」
をご覧になってください。
それでは、その使い方について
詳しく案内させていただきます。
「銀行口座入出金表2021年03月分」に入力してみましょう
「家計簿-エクセルテンプレート」を開いていただくと、
「統合家計簿2021年01月分のワークシートに
入れると思いますが、
どのシートでも結構ですので、
シート最下段にあります見出しシートを確認してください。
![](https://lifepuchie.com/wp_kibo01/wp-content/uploads/2021/03/total-household-accounts3_01.jpg)
その「03月銀行口座入出金表」を
クリックしてください。
そうすると、
「銀行口座入出金表2021年03月分」
というワークシートに飛びます。
![](https://lifepuchie.com/wp_kibo01/wp-content/uploads/2021/03/total-household-accounts3_02.jpg)
このワークシートを使って入力をします。
現時点が3月ということなので、
3月から始めさせていただきます。
○○カード1引落金額とありますが、
これは次回の「カード利用明細表」で
案内させていただきますので、
気にせずにいてください。
例えば、
□□銀行の「今月自動引落金額」の
色塗りされたセルに\120,000家のローン支払、
\38,000車のローン支払とし、
その「引落日」をそれぞれ3月26日
(日付入力は3/26と入力すれば、
セル内には3月26日と現わされます)
として入力します。
![](https://lifepuchie.com/wp_kibo01/wp-content/uploads/2021/03/total-household-accounts3_03.jpg)
そうすると、
□□銀行の下のセル内の
「引落総額」が自動計算されて、
\158,000となります。
この数字は□□銀行の
「前月繰越金」としてある
\100,000を超える金額となり、
「引落総額」の2つ下のセル
「繰越金引落差額」が
\-58,000と自動計算されます。
これは、マイナスの数字であり、
前月繰越金の\100,000では、
今月の自動引落金の総額である
\158,000はまかなえない、
ということになります。
「繰越金引落差額」が\-58,000となると、
□□銀行の現時点での残高では
自動引落に障害が生じてしまうよ、
とうことになりますね。
それでは少し右に移動して、
今度は入金に関する数字を入れます。
入金の予定額とその内容、
入金日を入力しましょう。
サラリーマンの方であれば、
月々のサラリーが決まった日に
決まった額で入金されます。
そこで、入金内容を給与とし、
振り込まれる入金日を3月25日とし、
入金予定額を\350,000としてみましょう。
![](https://lifepuchie.com/wp_kibo01/wp-content/uploads/2021/03/total-household-accounts3_04.jpg)
そうすると、
一番右手の「次月繰越金」の額が、
\292,000と自動計算されたことが分かります。
これはプラスの数字です。
□□銀行の前月繰越金だけでは
「繰越金引落差額」はマイナスになりますが、
給与が入金される段階で、
まかなえることが分かります。
それでは、
次に「入金予定額」の右横にあります
「出金予定額」がどのくらいあるのでしょうか?
例えば、給与が入金したその日、
3月25日に「生活費と雑費」を
\150,000引き出したとします。
そうしましたら
出金内容に「生活費と雑費(ATMから現金化)」
というように内容明細を記入し、
その金額と引き出した日を出金日として
3月25日と入れてください。
![](https://lifepuchie.com/wp_kibo01/wp-content/uploads/2021/03/total-household-accounts3_05.jpg)
このようにして、
入力行為を
△△銀行と◇◇銀行にも
同様に実施して行きます。
入力後に確認しておきたいこと
必要なデータが過不足なく、
すべて入力されますと
その月のキャッシュフローの様子が
よく見えてくるようになります。
そこで、確認しておきたいのは、
このワークシートの一番右下にある
次月繰越金の総合計金額です。
![](https://lifepuchie.com/wp_kibo01/wp-content/uploads/2021/03/total-household-accounts3_06.jpg)
この金額がマイナスになっていたら、
その月の何かが支払できない状態か、
もしくは必要経費の
現金引出しの金額を抑える必要がある、
ということになります。
この数字は3月の
ワークシートトップページである「統合家計簿」
でも確認していただくことができます。
![](https://lifepuchie.com/wp_kibo01/wp-content/uploads/2021/03/total-household-accounts3_07.jpg)
上記3月のデータ入力だけでなく、
現時点ではっきりしている
先々のデータも同様に入力して行きます。
そうすると
年内はほぼ問題なく推移するのか、
それとも秋後半の10月頃に
何らかのアクションを起こさないと
資金繰りがあやしくなるのか等々見えてきます。
そしてその原因もはっきりしてきます。
原因がはっきりすれば、
どう対処したら良いのかも
分かってきますので、
具体的な行動に入れるようになるわけです。
ま と め
現代の実際のお金の流れ、
キャッシュフローは、
手元の現金よりも銀行口座にあるお金が
主役になっているのは否めません。
会社や商店なども、
事務所や店の中にある金庫には、
最小限のお金しか置いていません。
大型金庫の役割を担っているのが、
銀行口座ということになります。
従って、
銀行口座に預けている数字を
しっかりと把握する必要があるわけです。
「銀行口座入出金表」の入力が、
この「統合家計簿」の要(かなめ)
となる大きな理由です。
クレジットカードにしても、
カードローンにしても、
銀行口座から引き落とされたり、
支払ったりして決済されます。
加えてネットバンキングが
当たり前になっている現代ですから、
銀行口座のお金の流れと数字を、
しっかりと把握し管理できる、
このようなエクセルテンプレートで
実行する必要があるのです。
次回は「カード利用明細表」によって
カードの管理をする
ワークシートの案内に入らせていただきます。
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