家計簿-エクセルテンプレート_統合家計簿案内2_「統合家計簿」
「エクセルテンプレート_統合家計簿案内」の第2回目です。
ここからが、各ワークシートの詳細説明と
具体的な入力方法の案内となります。
本日はトップページの
「統合家計簿」について
詳しく案内させていただきます。
このエクセルテンプレート「統合家計簿」の概要については、
前回の
をご覧になってください。
「家計簿-エクセルテンプレート_統合家計簿案内1」
でダウンロードしていただくようになっているテンプレートは、
今回案内させていただくテンプレートとは若干違います。
下記の案内を確認していただいたうえで、
あなたにとって使い勝手の良い
テンプレートをお選びください。
もちろん、
両方ダウンロードしていただくことも可能です。
それでは順を追ってご案内させていただきます。
保有先銀行口座名の入力
*この先、表画像は、 カーソルをその上に置いてクリックしていただければ、
より大きくわかりやすい画像になりますので、お試しください。
本日は、2021年3月20日です。
もし、あなたが本日からこの
「統合家計簿」を利用されるのであれば、
このトップにあるワークシートのイエローで塗りつぶされた、
〇〇銀行1から〇〇銀行10までに入れられる
銀行名(ネットバンク名)を入力してください。
例えば、あなたが利用している
銀行(ネットバンク)が3つあったとします。
そうしたら、〇〇銀行1のセルに□□銀行と
書き換えてください。
同様に2に△△銀行、3に◇◇銀行と書き換えます。
さらに3つの各口座に、
現在残っている現金の残額を入れてください。
□□銀行に\100,000、△△銀行に\50,000、
◇◇銀行に\30,000とします。
そして、手持ち現金を確認し、
その金額を\20,000として入れます。
加算された前月繰越金合計は\200,000となります。
今、3月なのに
なぜ1月のワークシートに入力するのかは、
次のような理由によります。
年度スタートの1月に入力しておくことで、
すべて月の統合家計簿に
この入力が反映されるように作成してあるからです。
各月の統合家計簿の銀行口座名が、
01月統合家計簿と同じ状態になります。
12月分を開いてみてください。
このようにあなたが入力した銀行口座名や入力金額が、
しっかりと反映されるようになるのです。
現在3月ですから、
3月の統合家計簿に直接入力して
スタートしていただいても構いません。
その場合は、01月と02月には反映されませんが、
03月以降の各月には反映されます。
ただし、1月以外の月に
銀行口座名や金額の数字の入力をされる場合は、
最上段バーの「校閲」→「シート保護の解除」
をしてからでないと、
入力できませんのでご注意ください。
年間シミュレーションの入金・出金の入力
次に、
ワークシートの「年間シミュレーション」の
「入金」と「出金」の項目にその内容と予定額を入れます。
これも、
この年度初めの「2021年01月分」の
ワークシートに入力される方が良いでしょう。
前回ダウンロードしていただいたエクセルテンプレートの
「2021年01月分」のワークシートに入力しても
全年に渡って反映はされないようになっています。
それは、
月ごとに
入金・出金の内容や予定額に変化がある
という設定で作成しているからです。
もし、年間を通して
「2021年01月分」のワークシートに
入力した内容で動くだろうなという方は、
「銀行口座名」の入力同様
全く同じ内容で反映される
下記のテンプレートをダウンロードしてお使いください。
例えば「入金予定内容」に給与と書き込み、
月額予定額を\350,000と入力します。
そうすると、年間予定額(これは1ヶ月x12ヶ月分となります)
と月々ごとの年内入金予定額(これはその月の年内の入金予定残額)が
自動計算されます。
続いて、出金例として「出金予定内容」に
「家のローン自動引き落とし」として
月額予定額とし\120,000と入力します。
そうすると、
年間予定額(これは1ヶ月x12ヶ月分となります)
と月々ごとの年内出金予定額(これはその月の年内の出金予定残額)が
自動計算されます。
「年間シミュレーション」の入出金を書き込むことで、
年間の入出金の概要をつかむことができ、
実際に書き込まれた数字によって
目視することができます。
従って、
わかっている数字は
できるだけ入力しておいた方が良いです。
現時点での収支に注意!
「出金」の最下部、
このワークシートの最下部でもありますが、
ここに「現時点での収支」という項目があります。
ここに記される数字は、
例えばこれはこの先、
「2021年04月分」のワークシートの
最下部なのですが、
この時点での収支がマイナスになっていますね。
その下に
「現時点での収支」がマイナスになった場合は、
この先の入出金計画を見直す事!」
と注意書きがされています。
これは、
現時点であなたが年間予定されている
入出金の数字をすべて入力した後に、
各月の「統合家計簿」の最下部を
確認してほしいのです。
そして、
もしこのようにマイナス表示される月がありましたら、
その先の月以降のやりくりについては、
何らかの補填や準備をしなくてはならない
ということのサインですから、
必要な処置をしてください。
日々のやりくりの中で、
生活費を節約したり、
不足する金額の借り入れをしたりして
しのいでいただくことになります。
ま と め
トップページのワークシートに入力されるのは、
基本的な数字です。
これが非常に大事な数字となるのです。
大まかに把握していたやりくりの
基本の入出金が、
ここにその数字を具体的に入れることによって、
年間の数字がはっきりと見えてくるからです。
そうすると、
何を節約したら良いのか、
また、資金繰りをどのようにしたら良いのか等々の、
実際に成すべきアクションも具体的に見えてくるのです。
家計のやりくりだから、
これほどのものは必要ないよ
と思われる方は、
この各種諸表から必要な表だけを
お使いいただければと思います。
自営業の方や、
いずれは法人化したい
と考えておられる方にとっては、
多少お役に立てるかもしれません。
分かりづらいことがあったり、
ここはどう書いたら良いの?とか、
質問がありましたら
コメントに書いてお送りください。
お待ちしております。
それでは次回は、
「銀行口座入出金表」について
詳しく案内させていただきます。
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